視聴率が悪かったとされる大河ドラマ『平清盛』あれから平家物語を好きになる人もいるんだよ!
平家物語といえば『祇園精舎の鐘の声…』てイメージしかないって人、多いんじゃないかな。
私も日本史を好きになるまでは、「小学校の授業でたしか習ったなあ…」くらいしか平家物語にイメージがなかった。
中学校にあがってから、戦国無双にだだはまりし、明智光秀(イケメンだった)を使いこなし、そこから明智光秀好き→戦国時代好き→日本史好きとなりました。
ただ、戦国時代が好きなだけでそれ以前の歴史には全く興味がなかった。
でも、あれはたしか高校生になった頃。
そこから平家物語に興味を持つようになり、今では大好きな軍記物となりました。
そんなことを書いています↓
大河ドラマ「平清盛」で「平家物語」が大好きに
大河ドラマはもともと真剣になって観ていたわけではなかったので、ダラダラと観始めましたが……中盤にさしかかった頃、俳優の井浦新演じる崇徳天皇に一目惚れし、そこから真剣になって観るようになりました。
まあ、その後、怨霊化した崇徳天皇にビビることとなるのですが…
その後の、源義経の活躍、安徳天皇の悲劇などを知ることとなり大河ドラマ『平清盛』に夢中になるのでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Emperor_Sutoku2.jpg
史上最低視聴率とされていますが…
大河ドラマ『平清盛』は平均視聴率9.5%、51作目にして史上最低の視聴率であったとされています。(その後、最低視聴率はいだてんに更新)
なぜあんなにおもしろい作品だったのに、また平家の奢り、衰退をしっかり描き切れたと思うのにあんなにも低視聴率だったのか。
全体的に暗い
その理由として
- 全体的に暗い
平清盛=「平家にあらんば人にあらず」と言われるほどの独裁者で一般的に良い印象がない。
また冒頭から暗いシーンが多く、大奥のような煌びやかな演出などがなかったため。
映像自体が暗く、ほこりがかぶっているように観える。などもあげられています。
- 史実とフィクションをごちゃまぜしすぎた
大河ドラマあるあるではありますが、ドラマを盛り上げるためフィクションを入れることが多々あります。
もともと史実を知っている人なら分かるかもしれませんが、知らない視聴者からすると「どれが本当で、どれがフィクションなのか」と分からなくなるのかもしれません。
などがあげられていますが、私はもともと「平家物語」が平家一門が崩れ落ちていくストーリー。ということを知っていたので雰囲気の暗さなどは全く気になりませんでした。
『平家物語』をもっと知りたい!
栄華を極めた平家一門が都落ちし、滅びていく姿はなぜか美しく感じます。
【わびさび】に似ているのかな…?
【わびさび】とは
日本の美意識の1つ。貧困と孤独のなかに心の充足をみいだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさをいう
大河ドラマ『平清盛』でも重要人物である崇徳天皇も、天皇でありながら戦に負け、流されたのち怨霊となる。
どれだけ権力があってもいつかは滅びる。『平家物語』はそんな滅びの美学をたくさん詰め込んだ物語なのではないかな。と思います。
まだまだ『平家物語』の表面しか知らないので、もっと読み込んで、もっともっと知っていきたい。勉強していきたいなと思っています。
なのでこのブログを備忘録として使用します(^^)
おしまい